夜型人間のひとりごと。

ボリューム多めの他愛もない日記です。

Strength&Weakness

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おはようございます。

日向です。

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早いもので、もう6月ですね。

社会人になってから早3か月目。

ということで。

配属も決まり、希望のエリアに行けることになって

一安心しました。

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さて。

今日のテーマはタイトル通り。

恰好つけて英語で書いたのですが

訳すと

「強みと弱さ」

です。

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これを書こうと思ったのには理由があります。

まず、私の仕事について少し説明しますね。

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現在私は、都内某所でインターネット上のサービスを売る会社にて働いています。

部署としては営業部。

新規顧客に販売するための研修を受けている状態です。

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有形商材(例えば不動産など)とは異なり、

私の会社で扱っているのはサービスなので無形商材にあたります。

例えば、生命保険がそれにあたりますかね。

目には見えないものを売っています。

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皆さんが目には見えないものを買うのにはおそらく抵抗があるでしょう。

本当に買っていいものなのか?

効果はあるのか?

掛け金は無駄にならないのか…など。

保険ならば、毎月決して安くはない掛け金を払って、何か自分に不利益が生じたときに補償をしてもらえる。

将来自分が何か危険な目に遭ったり、高額請求されるような事故を起こしたりしたときのためのものです。

ですがちゃんと補償してもらえるのか不安ですよね。

自分が何かなければ極論、そこにかけているお金は他に回せるのに。

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インターネットのサービスとなると、また少しニュアンスは変わってきますが、

一言で言うなら

「企業の引き合い獲得のお手伝いをするためのサービス」

を扱っています。

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企業が売上を上げるためには

認知度を上げて、新しいお客さんを常に獲得し続け、欲しい!と思わせないとお取引に繋がりません。

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日本には現在、約420万社の企業が存在すると調査で分かっています(経産省総務省調べ、参考URL: https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/chushoKigyouZentai9wari.pdf#search='%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%AE%E6%95%B0')。

その中で、大手と呼ばれる企業の割合は約0.3%。たったの1.2万社です。

この大手企業が業界でシェアを占め、地方の中小企業は認知度を高めようとしてもなかなか上手くいかないことがあります。

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特に、ニッチな産業を扱う製造業に関しては扱う部品や製品数も多く、

研修を受けていても

「何に使うのこれ!?」と思うものが良く出てきます。

実際、私たちの生活を担っているのはこの製造業の製品なのです。

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とまあ、ここまで少し日本の企業の実情について書いてきましたが、

そろそろ本題に入りましょう。

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正直、現在働いている会社へ入社を決めたきっかけは

・内定を出すのが早かった

・給料が良い

・土日祝が休みである

・親会社が大手

こんな感じでした。

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営業職で採用されましたが、

正直私には向いていないと分かっていました。

安直な内定承諾ですね笑

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しかし、そうは言うものの

営業職への興味はありました。

どの会社の売上を支えるのも営業。

人とのコミュニケーションがうまくなるのではないか。

就活当時の私にはできないことで、

でもできないことがあるのが嫌だったんですよね。

なんでも器用貧乏でそれなりにこなしてきた私にとって

出来ないことがあるのが癪で。

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そんなこんなで入社を決めた私ですが、

前々回の記事かな?

入社早々、ぶち当たりました。笑

暗記が苦手なんです私。

いつか書いた世界史の成績を参照していただけるとお分かりになるかもしれませんが、

腹オチしないと頭に入らないんですよね。

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そんな私は営業のトークを覚えるのにとても苦労しました。

研修担当の社員さんに

「班で一番できていないよね。やれ。(反復という意味で)素振りしろ。」

と言われまして。

私のやっすいプライドが折られまして。

仕事が楽しくないと思ったり、

やっぱり向いていないんだ、と腐ったり。

同期は要領がいい子ばかりで、

毎日劣等感を味わいながら5月は生活していました。

正直しんどかったです。

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そんな中、1週間ほど前から「ヒアリング」の練習が始まりました。

私の会社でいう「営業」とは、ソリューション型営業を指します。

顧客の課題や潜在ニーズを顕在化し、課題やニーズの解決ができるようなサービスの提案をするのがソリューション型営業、「課題解決型営業」です。

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私が入社を決めたのが、営業が「課題解決型」であったことも挙げられます。

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というのも、私は友人の相談を受けることが今まで多く

人の悩みを聞いて一緒に解決方法を探し、

いざ解決したときに

「日向に相談してよかった!ありがとう。」

と言われることに喜びを見出すタイプです。

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なので、人の困りごとを引き出すのが得意だと自負しています。

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ヒアリングでは、いかに顧客自身すらも気づいていない課題を引き出し、

プラン提案の根拠をその悩みの中から探し出すかがキーになります。

抱えている課題の至急レベルが高いほど、顧客は解決できるなら、とお金を出します。

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私たちは、お金が欲しくて営業をするわけではないのです。

顧客の課題解決へのお手伝いの内容が良ければ、金銭は自然と伴ってきます。

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ということで、練習をしていたのですが、

なんと、社員さんに褒められました。

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「質問がまとまっていて印象が良く、話したくなる雰囲気があるね」

課題はまだ私自身残るものの、問題はないよ。と言っていただけました。

すんなりいきすぎて怖さはありましたが、素直に嬉しかったです。

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好奇心旺盛な性格も幸いし、

製品についてしっかり咀嚼してからBANTの把握へ移っていたのも

評価していただけました。

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研修担当で割と辛口な、女子同期から苦手意識を持たれている先輩がいらっしゃるのですが、

ヒアリング練習のロープレが一通り終わった後拍手をしていただきました。

提案内容はまだ把握できていなかったので微妙でしたが、

ヒアリングに関しては「いいじゃん。」と言っていただけました。

グループ7人の中で唯一私だけ拍手していただけたので

凄く嬉しかったし、少しだけ自信を持てました。

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勿論、私以外にもヒアリングが上手な同期はいます。

でも、入社してから初めて実践を意識した練習で褒められたので

強烈に嬉しかったんです。

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昨日、ちょうどいいタイミングで先輩からこんなお話がありました。

「弱点にフォーカスするのではなく、強みを伸ばしていくことが大事。弱点は周りと協力すればいいんです。」

実は、本当に会社選びを間違えたなあ、毎日辛いなあと悩んでいた時期で、

早く経理の仕事ができる総務に異動したいと心から思っていたのですが、

昨日の先輩のお話と

一昨日の営業部長の面談の中で言われた、

「とにかく1年目は様々なケースを経験して、引き出しを増やす時期。自然と良いお客さんを選別できる眼が養われて、売れるようになります。」

という言葉が心に刺さりました。

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総務部は社員のメンタルケアをすることもあるらしく

そのためには経験を積まないと薄っぺらい共感で終わる。

だから引き出しを増やしてから異動した方が異動先でもやりやすいんだ。

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そう解釈しました。

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緊張しやすく、練習を重ねても本番で上手くいかないことが多々ある私ですが

いつかは慣れると信じて、最後の15営業日の研修を頑張ろうと思えた2日間でした。

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周りは見ず、マイペースに。

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♥Hinata♥