春
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こんばんは。
日向です。
ブログの更新ペースがまちまちすぎて
更新するたびに1本1本がボリュームマシマシになっています...
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春休みになり、まとまって時間を取ることが出来るようになったので
最近2冊ほど本を読み終わりました。
今夜その本について書こうとも思ったのですが
今日この瞬間書きたいことがあるのでまた明日以降にさせてください。
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本題に入る前に。
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友達に海外旅行のお土産でもらったリップオイル。
唇がとても荒れやすい私...
リップケア用品ってこの季節本当に有難いんです。
女子力の塊のような子なのでとても嬉しかったです。
中に花びらが入っているの、可愛すぎて声出た。笑
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さて。
まだまだ寒い日が続いているのに春は待ってくれませんね。
ちらほら春が近づいてきたなあと感じることが出てきました。
今夜の本題は別れについて。
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人と会う時の話題は卒業の可否。
配属決定と引っ越しについて。
新生活への期待と不安。
「またね」が確約できない相手が増える時期が私は好きではありません。
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今日はアルバイト先で大変お世話になった社員さん(以下:Aさん)との働き納めでした。
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Aさんは私がアルバイトを始めて半年後に店舗配属されてきた女性の方です。
以前他の飲食業界で働いていた中途採用の新人さんでした。
新人さんとは言っても
経験があり、吸収もとても早かったため
あっという間に仕事を覚え、周りを
「デキる人入ってきた!」
とざわつかせた凄い方でした。
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初めましての印象はあまり良くなかったのを覚えています。
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私をかってくれていた当時の店長が仕事ぶりを見て
同時期に働き始めたどのアルバイトよりも早く研修を終わらせてくれたり
昇給を匂わせたりしてくれたのに対し、
Aさんは私を新人扱いし
実力が正当に評価されていないな、と感じる場面が多々あったからです。
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その時期のアルバイトは先輩世代と後輩世代が多く、
私の同期の子たちは辞めてしまい誰一人残っていなかったので
当時の環境について相談したり
素直に感情を吐露したりできる相手がいませんでした。
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世代が違っても周りに、特に先輩に相談できなかったかなと考えたりもしましたが
歳の近い先輩と関わる時必要以上に畏まってしまう性格の私は
先輩世代にあまり心を開けず、
かといって後輩に頼ることなく淡々と仕事をこなしていたので
「相談」という概念がありませんでした...
あれ?社会性無い...?笑
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アルバイトの目的がお金にあったため
プライベートまで一緒に過ごさなくてもいいな、と考えていたのも
良くなかったと思います。
仕事ぶりが評価されれば昇給できるし
アルバイトの時間だけ頑張ればいいや。と。
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しかし、店長が変わりAさんたちが入ってきたことにより
昇給が難しくなってきました。
Aさんは私よりも後輩世代と家が近いこともあり
急速に後輩たちとの距離を縮め、
営業中もそちらばかりに話しかけてワイワイやっていたので
以前より居づらいなあ...と感じることが増えました。
今思えば、Aさんも新しい環境に身を置くことになったので
話しやすいところから固めていきますよね、当然です。笑
この時期が辞めたかったピークでした。
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なんだかなあという気持ちを抱えたまま時間は過ぎ
先輩世代が卒業したあと。
年齢上私は1番上の世代になりました。
不安はあったけど4、5月は時間があったのでシフトを詰めました。
お店に頻繁に顔を出して接する機会が増えると徐々に距離が縮まり、
Aさんとも後輩とも仲良くなりました。
きっかけはAさんが沢山話しかけてくれたから。
初めて下の名前プラスちゃん付けで呼んでくれた時
とても嬉しかったのを覚えています。
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沢山話すようになってから
Aさんは仕事に関しての指示を私ファーストで出してくれるようになりました。
やっとある程度認められた!!
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それから私が変わったこと。
モチベーションがお金から人になりました。
不安でいちいちAさんや周りに報告してからしていた仕事を
能動的にやるようになりました。
後輩も私に指示を仰いでくれるようになりました。
ピーク時指示を任されてもあまり憶することがなくなりました。
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自信を持って仕事に臨めるようになってきたある日、
Aさんとした個人面談の中でこう言われました。
「日向さ、これから卒業までに新人育成に注力して欲しいんだよね。日向にはしんどい思いさせちゃうけど、日向は店の中で人を動かすのが1番上手いし頭もいい。社員の私が言うよりも歳が近い日向が言った方がカドが立たないし、もし日向が言いすぎちゃったとしても私がフォローできる。でも溜め込まずに日向自身何か愚痴とか言いたくなったら聴くからね。」
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なんじゃそりゃ。
良いように言ってますけど
折角仲良くなってきたのに怖い先輩に成り下がるだけやないかい。
メリットがあるように思えなくて渋々了承しました。
言いたくないけどAさんの目があるから言わなくてはいけない。
「自分ができること」を他の人に説明して落とし込むのって
こんなに難しいんだ...って痛感しました。
Aさんの言うところはきっとそこにあったと思います。
自分の仕事はほぼ困らず出来るようになったので、自分がいなくなったあとの後輩のことを考えて仕事をするようにしなさい。
確かに私の抜けたあと、私のポジションを誰が埋めるの?という問題はあって
出来る後輩はいてもその後輩への負担が大きすぎるんですね。
上手くみんなに分散出来たら理想の形。
そうなるまでに時間がかかるから私に育成を手伝ってということなんだな。と。
解釈しました。
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その時期に入ってきた後輩は中々成長に時間がかかる子が多く、
上手く言葉を変えて辛抱強く教えられない自分に嫌気がさしたり
フォローしつつ仕事が出来ない自分と過去の先輩方を比較して落ち込んだりする日々が続きました。
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Aさんは私が葛藤しつつ後輩に指導している姿をしっかり見ていてくれたようで
よくちょっとした時間にガス抜きをしてくれました。
彼女との関係性に変化があったのは多分この時期からで、同時にAさんも愚痴を言ってくることが増えたので
あ、信用されてきているんだな
と思うようになりました。
Aさんからだけではなく
後輩やパートさんからも聞いて、と言われるようになりました。
頼られている感じは嬉しかったのですが一時期はちょっとしんどかったです。笑
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そんなこんなでAさんと働くのも今日が最後。
私が卒業するのはまだもう少し先なので
今日の出勤時は寂しさがありませんでした。
しかし、賄いをお願いするときに何気なく
「Aさんに作ってもらうの最後だから何食べようか迷います~」
と声をかけたら
「泣きそうになるからやめて...」
と涙目で言われたので急に実感しました。
ああ、もう作ってもらえないんだ...。
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Aさんが作ってくれた何のアレンジもない
商品そのままのトマトパスタ。
いつもはタバスコをこれでもかとかけて食べるけれど
今日は3滴で我慢。
いつもより少ししょっぱい味がしました。
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営業後。
終電まで話そうよ、とコンビニで買った缶チューハイ片手に
今日出勤したメンバーで輪になって立ち話。
他愛もない話とこれからのお店の話をしたところで缶も空き
「ゴミ捨ててきますよ!」
と後輩たちがいなくなった途端。
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「日向~本当にありがとうね」
とハグされました。
日向には何度も助けられたよ、と泣きながらいうAさんを見て
私も視界がじんわり...
後輩たちが戻ってくるまでの2分間じゃとても今までのお礼は言い切れなくて。
伝えたいことは山ほどあるのに
口から出てきたのはありきたりな言葉だけでした。
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自分と働くのが最後になる日に
涙してくれる人がこのアルバイト先で出来た。
そのことが嬉しくて。
嬉しくて、寂しくて。
傍から見たら道端で抱き合って泣いている変な人...笑
でも周りを気にしている場合なんかじゃありませんでした。
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ゴミ捨ての任務から帰ってきた後輩たちは
目を丸くして、でも慰めてくれました。
「日向さん、卒業しても飲みに来てくださいね」
「特別席用意して待ってますから」
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待って。
まだ卒業させないで?
Aさんとの最後が寂しくて泣いているんだから追い出さないで?笑
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私の大学生活を語るうえで
頑張ったことはなんですか?と聞かれたとしたら
アルバイトは外せません。
たった1年程度で私のアルバイト生活を
充実したものに変えてくれたAさんや後輩たちと関わることが出来たのが
この4年間で得た中で大きな部分です。
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残りの春休みも、悔いのないように
与えられた時間を大事に使ってから
社会に出たいと思います。
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最後なんかささーっと終わっちゃったなあ。
今後の目標は充電が90%から10%になって慌てる前に
記事を書き終えられるようになること!
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まとまりない記事でしたが
今回も読んでいただき有難うございました。
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♥Hinata♥