Hope in the darkness②
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後編です。
気づいたら3000字をゆうに超えていたので分けました。
暇つぶしとしてゆるっと読んでいただけたら幸いです。
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無慈悲に時間が過ぎていき
受験が始まりました。
実家は都内ではなかったので
ホテルで少しの間母と生活し、
受験するというスケジュールをこなしていました。
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やはり世界史が完成しきらず
ネックで足を引っ張りまくっていた私。
第1志望の学校は2つあり
そのうちの1つが現在通っている学校なのですが、
もう1つは赤本を1度も開かず
勿論不合格をいただきました。
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ほかに滑り止めとして
センター試験で合格していた2校を除いて
1校を受験。
そこは世界史の代わりに英語リスニングで受験ができるところで
結果、そこには合格しましたが
何より、私の高校と提携していて
指定校推薦で既に7人進学が決まっていたため
意地でも行きたくありませんでした。
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となると、私に残された選択肢は
センターで受かった内の1校に行くか
第1志望のもう1校に合格するか。
出願したのは全学部と個別試験で
全学部は不合格だったので
個別試験を残し、もう後がありませんでした。
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しかし神様は残酷で
個別試験当日、私は熱を出してしまいました。
もう終わった、滑り止めに行くしかない
覚悟を決め
頭もイマイチ回らない中で
何とか全ての試験が終了。
母に支えてくれたお礼と
私の将来に投資してくれたお金を無駄にしてしまった謝罪をし
実家に帰りました。
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結果発表当日。
試験結果公開は朝9時からですが
盛大に寝坊(正確には希望を見いだせなさ過ぎて忘れていた)し、
母も私が起きてこないので何も言わずに買い物に出かけていました。
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結果を見た瞬間は今でも忘れられません。
まず目の前のケージで眠っていた実家のワンコに向かって叫んで起こし、
その後弟の部屋へ行き
「受かった!!」と号泣しながら報告。
弟は絶賛反抗期で全く部屋から出てこなかったのですが
その時は戸惑いながらなだめてくれました。
そして、母と一緒に外出していたと思っていた父が
私の泣き声を聞いて何事かと部屋から出てきて
合格したと知るや喜んでくれました。
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その後買い物から帰ってくるまで待てなかったため
母に泣きながら電話をかけ
合格したと伝えると
母も電話の向こうで号泣。笑
目を真っ赤にしながら帰ってきました。
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たまたま
英語と国語の配点が大きかったこと
世界史が難化し日本史が易化していたので得点調整が入ったこと
(あくまでも噂ですが)
これらが重なって掴んだ合格。
私が生きてきた中で殆ど唯一自分を褒めてあげられる経験です。
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さて。
私が受験期ずっと支えられてきたものに
嵐の存在が入ります。
寝たきりで絶望していた私が笑顔でいられた中に
嵐の冠番組があります。
YouTubeで嵐の過去の番組を流しながら勉強したり
音楽を聴きながら病院へ行ったりしていました。
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ここで、突然ですが
私的嵐のおすすめ曲を書いておきたいと思います。
リアルに1番苦しんでいた時に聴いていた曲たちです。
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【おすすめ曲】
Yes?No?
Oh yeah!
Endless game
GUTS!
Take me faraway
truth
Troublemaker
Happiness
Bittersweet
Breathless
Hope in the darkness
Monster
言葉より大切なもの
静かな夜に
誰も知らない
ファイトソング
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確か私が高校3年生の年に
「DEGITALIAN」
というアルバムが発売されたんですよね。
すぐiPodに入れて何度も聴きました。
GUTS!
と、このブログのタイトルにもした
Hope in the darkness
はアルバムの中でも特にお気に入りで今でも聴くと
エモいなあ...と思います。
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歌詞もいいのですが
Hope in the darknessはメロディが好きで
何度も聴きました。
タイトル、和訳すると
「闇の中の希望」
なんですよね。
当時の私の状況の中でも
この曲を聴くと何となく信じていれば報われる気がしていました。
上記のおすすめ曲、
自分でも知らないうちに
大体応援ソングが集まっているんですよね。
王道からソロ曲まで
全て元気を貰える曲です。
ぜひ皆さんにもおすすめしたい。
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嵐の魅力は
5人の誰がセンターに立っても違和感のないバランスの良さと
お互いを思いやる心のある温かさ
にあると思っています。
ニュースで報道されましたが
嵐の活動理念に
「1人がやりたくないと言ったことはやらない」
というものがあります。
今回の活動休止も
リーダーが一旦嵐をたたんで
普通の生活をしてみたい
と言ったことが発端であるとされています。
その意思を尊重することは
20年間続けていた嵐という活動を休むことに繋がり
今や日本の国民的アイドルである彼らにとって
かなり大きな、
そして老若男女問わず彼らを好きな
日本国民にとって大きな打撃であると言えます。
しかし、そこまで日本中を騒がせたのにも関わらず
嵐のファンはTwitterで
「大野くんの夏休み」というタグを作り嵐の決定を尊重。
彼らの決定に不平不満を言う人は見かけません。
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それほど彼らが私も含めファンに与えてくれたものは
大きく、温かく、優しく
かけがえのないものであったと思います。
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勿論グループとしての嵐を暫く見られないのは悲しいし寂しいです。
しかし
リーダーが1人の人間であり
自由な生活をしたいと願うのも自然なことであると思います。
今まで私たちに与えてくれたものを直接ファンが返すことはできません。
ならばせめて
休止期間にリーダが心ゆくまで
一般人としてゆっくり
釣りをし
絵を描き
憧れの職業で挙げていたパン屋さんでバイトをし
ダラダラ1日を過ごして
そんな生活に飽きたら
また嵐として戻って来てくれたら。
そう心から思います。
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自分の受験期の経験と嵐は切っても切り離せません。
上手く関連はさせられませんでしたが
私はこれからも彼らを全力で推していきたいと思います。
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前半は大変重い話で申し訳なかったですが
当時のことを思い出してやる気が出てきたので
試験勉強を出来るところまで詰めて来ようと思います。
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今回は相当なボリュームになってしまいましたが
ここまで読んでくださって有難うございました。
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ではまた、次の記事で。
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♥Hinata♥