夜型人間のひとりごと。

ボリューム多めの他愛もない日記です。

空白の7年間

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あけましておめでとうございます。

すっかり遅くなりまして...

このブログはメインとして読書記録を載せていたのですが

中々まとまって本を読む時間が取れず

ブログを書くネタがありませんでした。笑

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そこで、日常生活についても少しずつ書くことに決めました。

ゆるっとした更新頻度になるとは思われますが

気長にお付き合いください...

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さて。

先日、中高6年間クラスが一緒だった友人と

4,5年振りに会ってきました。

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その日に行ったカフェの写真。

落ち着いてカフェで友達とお喋りをすること自体久々でした。

上に生クリームが乗っている少し苦いガトーショコラ。

写真のように私は抹茶ラテを頼みましたがカフェラテも良かったなあ。

飲み物は種類がたくさんあったので

何を飲もうか散々悩んだ後のこのチョイス。笑

美味しかったです。

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友人とはこの日、夜通し昔話に花を咲かせていました。

会話の内容の殆どが

「今だから言える話」。

長年会っていなかったのに

近況報告ではなく思い出話の方に時間を多く割いたのは

何というか、当然だった気がします。

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彼女とは中学1年生の時、クラスで出会いました。

人に優しく、いじられキャラ

自分が損することになっても嫌な顔一つせず

友達に尽くしてあげられる、そんな性格の子でした。

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私が彼女と仲良くなったのは

とある学校行事でのこと。

底抜けに明るい性格の彼女と

落ち込んだら中々立ち直れずネガティブな私。

正反対の性格でしたが

物事に対する考え方が似ていたのですぐに仲良くなりました。

私たちは中学校生活3年間で1番の仲良しでした。

親友と呼べるくらい。

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しかし、高校生活では

お互い自然と距離が空き

いつしか話さなくなっていきました。

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高校を卒業して4年。

同じクラスだった筈なのに

先日会った時、

「7年振り...?」

冗談ではなくそんな感覚に陥るほど話す機会がなかったのです。

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その原因は周りのクラスメイトにありました。

私の苦手としていたクラスメイトと彼女が仲良くなり

とても彼女と一緒にいられる環境ではなくなってしまったのです。

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そのクラスメイトは独占欲が強く

彼女と一緒にいたことで私はそのクラスメイトに陰口を言われていました。

当時の私のメンタルは折れてしまい、

そのクラスメイトに何と思われようと彼女と仲良くしたい、とは思えず

自分を守るために彼女と離れました。

離れてから暫くの間

「日向と一緒にいたい、

 仲良くしたい。

 今まで通り一緒に帰ろう。」

そのような内容の手紙を私は何通も彼女から貰いました。

彼女が悩んでいることも手紙によって知っていました。

でも、一緒にいることはありませんでした。

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勿論それだけが原因で離れたのではありませんが

とにかく、私たちは落ち着いてゆっくりと話ができるようになるまでに

7年もかかるほど拗れてしまっていたのです。

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当時聞けなかった疑問や

空白の期間について

知らなかったこと、聞きたかったことを

腹を割って話すことができました。

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私が部活で経験したこと

留学中経験したこと

受験期

人生でもう二度と思い出したくないなと思うほど辛かった記憶の中に

彼女はいません。

辛いことがあったら家族や親友に相談しますよね、普通。

でも、私の捌け口は狭かったのです。

現在の私を作ったのは確実にこれらの経験なので

恨めしいです正直。

忘れたくても色濃く根付いているので

時折私はどうしようもなく臆病者になります。

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彼女と話していた時に感じたこと。

それは、

「確かに私たちは"親友"とやらをやっていたんだな」

ということです。

私の中でも彼女の中でも

お互いを誰よりも分かっていたのは中学3年生までで

高校はともかく大学生活の間は一度も会っていなかったのに

話しているうちに

ああ、この子は私のことをよくわかっているなあ

と何度も思いました。

個人的に嬉しかったのは

彼女が再会して数分後に

「居心地がいい」

と言ってくれたことです。

実家のトイレに例えられたのは少し不服ですが。笑

せめてお風呂とか布団がよかったなあ。

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私たちはお互いが原因で喧嘩をしたことはありません。

気まずくなった場面は何度かありましたが

すべて周りの環境が理由でした。

卒業して当時のコミュニティから解放された私たちは

考え方も当時よりはかなり大人になって

これからも時々会えるようになると思います。

卒業してから唯一の心残りが彼女との関係が切れてしまっていたことだったので

胸のつかえが取れ、スッキリした気分です。

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親友って何でしょう。

いつかTwitterで見かけた

「何年振りに会っても、昨日会ったかのように話ができる関係」

それが一番しっくりきます。

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12歳~18歳。

思春期の複雑な時期を

ずっと一緒に過ごし、成長してきた友達は

やはり特別な感じがします。

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あなたの親友は誰ですか?

心から自分を預けられる人がいますか?

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なんだかしんみりした気持ちになりますね。笑

次の記事はもう少し楽しい気分になるようなものにしたいです。

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♥Hinata♥